更新日 2024/7/5
価格・品質・納期・対応の4項目でまとめた「簡単比較」と、色校正の有無や入稿方法、即日出荷の可否、支払方法、その他詳しく各社のサービスを比べた「詳細比較表」です。
この比較表は定期的に更新します。【2024年7月更新】 続きを読む
更新日 2024/7/5
価格・品質・納期・対応の4項目でまとめた「簡単比較」と、色校正の有無や入稿方法、即日出荷の可否、支払方法、その他詳しく各社のサービスを比べた「詳細比較表」です。
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安くて便利なネット印刷通販ですが、いざ注文しようと思っても、印刷に関する専門用語が多く、一般の方がネット印刷で注文する際の障害になっている部分があるかと思います。
まずは基本となる用紙の種類や、製本、折り加工、特殊加工などについて、印刷用語の説明をしていきたいと思います。
コピー用紙みたいな感じです。
モノクロ印刷に向いています。カラー印刷も可能ですが少し色がくすんだ感じになります。
表面がツルツルした紙です。
インクの乗りがよくカラー印刷に適した紙です。
鉛筆やボールペンで字を書く必要のある印刷物には不向きです。
パンフレットやチラシ、ポスターなどカラフルなデザインの印刷物に向いています。
表面がサラサラしたコート紙です。
コート紙のようにカラー印刷がきれいに仕上がり、なおかつ鉛筆などで文字を書き込むこともできます。
表面に光沢がないので、光の反射によるてかりも抑えることができます。
パンフレットやチラシ、ポスター、など
印刷用紙の厚みは斤量と呼ばれる数値であらわされます。数値が大きいほど厚い紙になります。
同一斤量の場合、コート紙<マットコート紙<上質紙の順番で厚くなります。
上質紙のざっくりとした厚みは下記のような感じです。
70㎏:一般的なコピー用紙程度
90㎏:商品券
110㎏:雑誌の表紙
135㎏:薄めの名刺、
180㎏:郵便はがき
コート紙の場合はそれぞれ一ランクぐらい薄くなるイメージです。
(コート紙90㎏でコピー用紙って感じ)
印刷会社に印刷物を依頼する際のデータの事です。
一般的に印刷物はIllustratorやPhotoshopなどのソフトで作る場合が多いです。
デザイナーさんに作ってもらった印刷用データならほぼ問題ないと思います。
最近はOffice系のソフト(Word、Excel、PowerPointなど)で入稿できる印刷会社も増えていますが、自分で作ったOffice系のデータなどは注意が必要です。
プリンターで印刷すると表がずれたり、改行の位置がおかしかったり、あるはずの画像が抜けてたりってことありませんか?
同じことがネット印刷でも起こる可能性があります。
各社で対応もまちまちなので、一番トラブルの原因になる部分だと思います。
この辺の対処方法は改めて詳しく記事にしていきたいと思います。
用紙の中央で折る加工です。中央からずらして折ることもできます。
用紙を三等分して一面を内側に折り込む加工です。内側に折り込む辺は他の辺よりも3mm程短くする必要があります。
用紙を三等分してZ型に折る加工です。
用紙を半分に折り、さらに同じ方向に半分に折る加工です。
用紙を四等分してW型に折る加工です。
用紙を四等分して両端の面を折り、さらに中央で折る加工です。両端の辺は他の辺よりも3mm程短くする必要があります。
用紙を中央で折り、さらに直角に中央で折る加工です。
本の背を接着剤などで綴じる製本方法です。ページ数のある本では背中に文字(背文字)を入れることもできます。少年ジャンプみたいな感じ
針金などを使い本の中央で綴じる製本方法です。ヤングジャンプみたいな感じ
特別に調合したインクを使い印刷する方法です。カラー印刷(黒、青、赤、黄)のインクでは再現できない色を印刷することができます。蛍光色や金、銀なども特色印刷です。
紙の表面にポリプロピレンフィルムを熱圧着する加工です。耐湿性に優れ強度も増します。
表面の光沢を抑えたものを「マットPP」と呼びます。
紙の表面に樹脂溶剤を塗り紫外線で硬化させ印刷物の表面を保護します。表面の耐久性はPP貼に劣りますが古紙として再利用することが可能で、PP貼と比べ環境負荷の少ない加工といわれています。
PP貼と同様に光沢を抑えた「UVマットニス」もあります。また、印刷物の一部分だけニス加工することも可能です。
主に屋外での使用を想定した印刷物に使用されます。紫外線などによる退色を遅らせ、印刷物の色あせをある程度抑える事ができます。
色校正とは、印刷物の仕上がりを確認するための試作品のことです。
仕上がった印刷物をみて、「イメージより色が薄い(または濃い)」とか「赤みが強すぎる」なんて経験はありませんか?
みなさんは多くの場合、パソコンのモニターやコピー用紙にプリンターで出力したものでデザインの確認をするのではないでしょうか?
しかし、実際の印刷物とは発色も用紙の種類も異なるので、どうしても色味に誤差が生じます。
その誤差を少しでも減らし、イメージ通りの印刷物に仕上げるために、色校正を行います。
色校正にはいくつかの方法があります。
※印刷会社により呼び方も若干異なるので、印刷方法や利用できる用紙をよく確認してください。
本印刷と同じ印刷機、用紙で印刷します。
コストがかかりますが、本番と同じ環境で印刷するので、本印刷とほぼ同じ仕上がりを確認できます。
写真集や色味のシビアな印刷物、印刷部数が多い場合などに利用します。
色校正専用の印刷機を使い本印刷と同じ用紙で印刷します。
色味はほぼ同じものが確認できますが、オペレーターの腕に左右される場合もあります。
ネット印刷ではあまり利用する機会は無いかもしれません。
色校正用にチューニングされたレーザープリンタやインクジェット方式の校正専用機等を使います。使える用紙が限られるので、本番と同じ紙を使えない場合もあります。
色味を正確に確認するというよりも、全体的なイメージの確認として使います。
他の校正と比べ低コストで行えるというメリットがあります。
プリントパック
「本機・本紙校正」「簡易校正(インクジェット方式)」「プリンタープルーフ(レーザープリンター方式)」の3パターンのサービスがあります。
WAVE
「本機・本紙校正」「簡易校正」の2パターンのサービスがあります。
グラフィック
「本機・本紙校正」「簡易校正(デジタルプルーフ)」「簡易校正(本紙プルーフ)」「本紙校正(オンデマンド印刷用)」の4パターンのサービスがあります。
実は色校正サービスを行なっていないネット印刷会社でも、本番とまったく同じ仕上がりで安価に色校正を行う方法があります。
それは、、、本番を色校正にしてしまう!
そうです。本印刷に予備としてついてくる印刷物を色校正として使用するのです。
NGだった場合は、印刷データで色を調整後、もう一度印刷する必要があります。
しかも2度目でOKが出る保証もありませんので、自己責任で行ってください。
用紙・封筒・名刺・ゆうパックのサイズ一覧表
A0 | 841mm × 1189mm |
A1 | 594mm × 841mm |
A2 | 420mm × 594mm |
A3 | 297mm × 420mm |
A4 | 210mm × 297mm |
A5 | 148mm × 210mm |
A6 | 105mm × 148mm |
A7 | 74mm × 105mm |
A8 | 52mm × 74mm |
B0 | 1030mm × 1456mm |
B1 | 728mm × 1030mm |
B2 | 515mm × 728mm |
B3 | 364mm × 515mm |
B4 | 257mm × 364mm |
B5 | 182mm × 257mm |
B6 | 128mm × 182mm |
B7 | 91mm × 128mm |
B8 | 64mm × 91mm |
四六判 | 788mm × 1091mm |
B判 | 765mm × 1085mm |
菊判 | 636mm × 939mm |
A判 | 625mm × 880mm |
ハトロン判 | 900mm × 1200mm |
L判 | 800mm × 1100mm |
K判 | 640mm × 940mm |
名刺 | 91mm × 55mm |
クレジットカード | 85.6mm × 53.98mm |
官製はがき | 100mm × 148mm |
角形0号 | 287mm × 382mm |
角形1号 | 270mm × 382mm |
角形2号 | 240mm × 332mm |
角形20号 | 229mm × 324mm |
角形A4号 | 228mm × 312mm |
角形3号 | 216mm × 277mm |
角形4号 | 197mm × 267mm |
角形5号 | 190mm × 240mm |
角形6号 | 162mm × 229mm |
角形7号 | 142mm × 205mm |
長形1号 | 142mm × 332mm |
長形2号 | 119mm × 277mm |
長形3号 | 120mm × 235mm |
長形4号 | 90mm × 205mm |
長形5号 | 90mm × 185mm |
長形40号 | 90mm × 225mm |
長形30号 | 92mm × 235mm |
洋形0号 | 120mm×235mm |
洋形1号 | 120mm×176mm |
洋形2号 | 114mm×162mm |
洋形3号 | 98mm×148mm |
洋形4号 | 105mm×235mm |
洋形5号 | 95mm×217mm |
洋形6号 | 98mm×190mm |
洋形7号 | 92mm×165mm |
洋形8号 | 120mm×235mm |
洋形長3号 | 120mm×235mm |
洋形長4号 | 90mm×205mm |
ゆうパック・箱(特大) | 縦345mm×横445mm×高さ340mm |
ゆうパック・箱(大) | 縦315mm×横395mm×高さ225mm |
ゆうパック・箱(中) | 縦255mm×横315mm×高さ175mm |
ゆうパック・箱(小) | 縦175mm×横225mm×高さ145mm |
ゆうパック・袋(大) | 縦160mm×横320mm×高さ440mm |
ゆうパック・袋(小) | 縦80mm×横260mm×高さ450mm |
クッション封筒(大) | 縦360mm×横280mm |
クッション封筒(小) | 縦275mm×横210mm |
箱(三角) | 縦120mm×横645mm×高さ105mm |
僕が普段からよくお世話になっているネット印刷通販は10社ほどあります。
なかでもプリントパック、ラクスル、グラフィックさんを利用させてもらうことが多く、全体の8割はこの3社さんでお願いしていると思います。
各社ごとに特徴が異なるので、僕なりの使い分けを公開します。 続きを読む
ポスターを印刷する際に覚えておきたい表面加工を紹介します。 続きを読む
そろそろ年末も近づいてきましたね。
この時期年賀状などのハガキを印刷する機会が増えると思います。
ネット印刷通販でもハガキの印刷ができます。
いつもお世話になっているプリントパックさんでハガキを安く印刷する方法を紹介します。
ネット印刷通販で注文する際に「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」を選べる場合があります。
それぞれの違いは?メリット・デメリットは? 続きを読む
チラシやパンフレットなどを作るときに、インターネットで画像を探して利用することがあると思います。
そこで今回は、制作物をつくるうえで押さえておきたい知的財産権の基礎について書いておきます。
ネット印刷通販の中でも、僕が特に品質と対応が良いと思う会社がグラフィックというネット印刷通販です。
知り合いのデザイナーもよく利用しているようです。
僕が1000回以上利用してみて分かったグラフィックさんの特徴を紹介します。